基本理念

１．筋を通す。

筋を通そうとすると角が立つこともあることもあります。
しかし、ウソをついたり、簡単に自説を曲げたりすると信用をなくしまいます。
終始一貫、筋が通っていれば最終的にこちらの主張を受け入れてもらえ信用を得られはずです。

私自身、正しい人間でないので、心が弱く、失敗したり、間違ったりすることもあります。
しかし、税務判断においてお客様からの要望で脱税行為、法律には沿っているが適切でない取り扱いがあった場合は筋を通して、「No」と言います。
反対に、私自身筋が通った判断を下した場合には、他者からの指摘があってもお客様を守りきます。
常に謙虚に筋を通した仕事を行えるように努力します。

２．世の中に必要なものこそ栄える。

世の中に必要とされる人間とならなければなりません。
必要とされる人間となるためには、能力の出し惜しみをせず、どん欲な意欲と知識を身に着け成長し続けます。
そして大きな夢をもち実現する努力をします。

「将来、税理士業務がAIに代替される」と言われています。
私は、これは大きな誤解だと思っております。
確かに税務申告書の作成に関する単純な事務処理や記帳代行業務については、AIの得意分野とするところで、自由裁量の余地がないためこの分野の税理士業務は大幅に減少することになるでしょう。
そして私自身もAI、IoT、RPAといった分野に興味があり、申告作成業務、記帳代行業務に時間を割かない事務所を目指しております
すなわち、「AI」は私たちにとって必要であり、今後栄えていくであろうと考えております。
では、「税理士」は必要のない業務で衰退するものでしょうか？
私は否と考えます。
ヒトとヒトの繋がり、コンサルティングというものはAIではできず、

３．根をしっかりさせた経営を目指す。

目先の動きに惑わされず、大局を読んだ経営を行います。
大事な仲間、大事なお客様であることを忘れず大切にします。
どちらも税金や人からとられない大切な財産です。
そして、適正な利潤を生みだし価値ある仕事の報酬を得るよう努力します。

私は「儲かった会社は潰れる」と考えます。ニュースなどで報じられている企業を顧みると、
会社は儲かると、ついお金を使いすぎてしまい派手になっていると思えます。
木に例えると、地上に出ている花であったり、葉であったり目に見えている部分の見かけが良くても、根がしっかり張っていないと倒れてしまいます。
仲間、顧問先を大事にし、根をしっかり張った経営を行い、冬の時・台風が来た時も、花が散り・葉がなくなってもしっかり根を張り倒れない「儲けられる事務所」になります。

４．死ぬまで他人に教えを乞う。

独りよがりでは挫折しやすい。
素直に学ぶ気持ちを持ち続けなければならない。
謙虚に誠実に生きる。

今まで、子供の時から様々な人と出会いましたし、色々な経験ができたと思っています。
そして改めて考えると、今まで経験してきた実社会は学校であり、仕事を通じて知り合った人は皆さま先生でした。
これからも、お客様としてですが多くの経営者の方と出会い触れ合う機会があります。
そこで税理士の先生だと威張るのではなく、教えて頂くという謙虚な気持ちを持ち続けて生きていきます。
そして、人まねをするのではなく、自分自身に落とし込んで独自の道を歩めるように努力します。

この基本理念を大切にし、事務所経営を行うことを誓います。