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ごあいさつ

代表メッセージ

こんにちは、岩谷敦史税理士事務所のホームページにお越しいただきありがとうございます。

私は幼少期によく祖父の経営している町工場によく遊びに行っていました。その会社は、祖父の死後ただんでしまったのですが、現在存続しているとそろそろ創立70周年に到達する会社でした。今、私の手許に祖父の亡くなる直前の決算書と税務申告書があり、税理士事務所を開業するにあたって眺めてみました。すると総資産が7億円を超え、純資産も悪くなく、利益剰余金が蓄積されたいい会社でした。売上も2億円を超え、残念ながらこの期は損失でしたが、まだまだ元気な会社でした。申告書を見ると、税理士の先生が手書きで申告書を作られており、工場であったので様々な書類を作らなければならず、きっちり作られていました。そして、私自身初めて知ったのですが、私は監査役に登記されており、決算書について妥当であると判断を下していました。

同族会社であったので身内を監査役にするということはよく話ではあるのですが、私自身この決算書を見たことがなかったので、遅すぎますが、今監査役だった職務として、「会社の本来の持ち主である株主の立場になって、会社が健全に経営され、株主の不利益なことが行われていないかを管理監督」を果たしてみました。
ここで、問題点は
・在庫が多すぎるような気がするな。ちゃんと計画して製品を作っていたのだろうか
・原価率が高くなってきているので、コストを削減する方法であったり適正な製品の値決めをしてお得意先に値上げ交渉を行っていたのだろうか
・従業員の方の採用を行って世代交代を実施していたのだろうか
・・・
など色々なこと思い浮かんできます。

何よりもこの会社の一番の問題点を考えるとなぜ孫である私を後継者候補として、育成しようとしなかったのだろうかと思います。そして会社を次の世代にバトンタッチをしようとしなかったのだろうかと思います。これは、当時の若かった私自身の問題もあり、あまり町工場を継ぎたくないと思っていたこと、経営についてがよくわかっていなかったことなどが挙げられます。

しかし、社長である祖父はこの事業承継問題について、当時の度々発する発言から顧みてもすごく悩んでいたはずでした。

たらればを言ってはいけないと思いますが、経営を客観的に見ることができていた税理士の先生が
・もっと経営についてアドバイスをしていたら。
・社長の悩みについて聞いていれば。
この会社はまだまだ存続できていたと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、私は税理士として開業するにあたって、祖父のような社長をお客様を少しでも手助けできるように
・会社の経営・法人税の申告、個人の財産形成・所得税、相続税の申告を税理士としてトータル的に見てあげたい
・社長の税務以外の悩みであったり事情聞いてあげたい
・お客様の財産を、会社の財産をうまく次の世代に繋げていきたい

と筋を通して仕事を行います。

そして、「世の中の人から必要とされる税理士になる。そしてお客様と共に栄えていきたい」をミッションとして日々邁進していく所存です。今後とも益々のご支援とご愛好を賜りますようお願い申し上げます。


令和2年4月8日 代表 岩谷 敦史


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